8月16日は「女子大生の日」です。
「女子大生の日」って何なのでしょうね?非常に気になったので、由来や意味をまとめてみました!
この記事を読めば、なぜ8月16日が女子大生の日になったのかがわかりますよ^^
「女性大生の日」の由来や意味は?
皆さんは大学に女子生徒がいるのは普通のことだと思いますか?
普通ですよね。
でも昔は普通のことではありませんでした。
「女子大生の日」である8月16日は、日本で初めて、女子大学生が誕生した日です。
1912年(大正2年)のこの日、東北帝国大学(現在の東北大学)で合格発表があり、3名の女性が日本初の女性大学生として合格しました。
この時、日本には東京帝国大学(現在の東京大学)、京都帝国大学(現在の京都大学)がありましたが、東北帝国大学が最初に女子生徒を受け入れたのです。
ちなみになぜ8月に合格発表がされたかというと、当時の大学は今の諸外国と同じように9月入学だったからですね。
日本は最初から4月入学だと思っていたのでこれは意外でした!
日本初の女子大生は誰?
さて、記念すべき日本初の女性大生って誰なの?ということですが…
- 黒田チカ(化学科)
- 丹下梅子(化学科)
- 牧田らく(数学科)
の3名です。
バリバリの理系ですね!これも驚きです。
黒田チカ
黒田チカさんは日本最初の女性化学者でもあるお方です!
教員を経て29歳で東北帝国大学に入学しました。
お茶の水女子大学名誉教授であり、植物色素の構造決定を行ったことで知られています。
丹下梅子(丹下ウメ)
丹下梅子さんは日本の栄養学者、農学博士です。
女性初の中学化学教員を経て40歳で東北帝国大学に入学しました。
卒業後は渡米し栄養化学を学び、女性化学者の先駆者として学究一筋の生涯を送りました。
牧田らく
牧田らくさんは23歳頃に数学科に入学し、在学中に論文を発表するなど活躍しました。
卒業後は黒田チカと共に女性理学士となり、高校の教師となるものの退職して画家の金山平三と結婚しました。
女性大生の日の由来や意味は?日本初の女子大生は誰?
「女子大生の日」は日本で初めて女子大学生が誕生(合格)した日でした。
合格した3名とも現在でいうと大学を卒業するような年齢(牧田らくにいたっては40歳!)で大学に入学することとなり、とても勉強熱心であることがわかります。
こういう方たちが女性の地位を向上させてくれたんだと思うと感謝しかないですね!
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