東京・池袋で飯塚幸三氏の運転する車が暴走し、横断歩道を自転車で渡っていた松永真菜さんと長女の莉子ちゃんが死亡した事故で、真菜さんの夫が24日会見を開きました。
「悔しくて仕方ない」「少しでも交通事故による犠牲者がなくなってほしい」と訴える内容に涙したという人も。
同時に、現在の運転免許制度の在り方に疑問を抱く声も続出しています。今回はそれをまとめていきたいと思います。
池袋事故 遺族の会見内容
まずは会見の動画を見てみましょう。
当たり前のように一緒にいると信じていた人が突然いなくなってしまった悲しみ、怒り、悔しさが溢れていて本当に胸が痛いです。
そんなとてもつらい状況であるのに「運転に不安がある人は車を運転しないという選択肢を考えてほしい。家族で話し合ってほしい」と、交通事故による犠牲がなくなるように呼びかけていてとても立派だと思います。
池袋事故 免許制度の在り方に疑問の声
会見を見て免許制度の在り方に対する疑問の声がたくさんあがりました。
【法改正提案】70歳以上は免許更新を年一回ペースに変更、75歳以上はシミュレーター試験や実技講習を必修化。
試験不合格者は合格まで①再試験(有料)②原付免許に格下げ③免許返納。②該当者にはパーソナルモビリティ、③該当者には電動カートなど低速自動車の購入代金を補助して販売促進する。 pic.twitter.com/tCSR9Yqy4l— かのこ@コマっしゅブラザーズ (@shiznoi) April 25, 2019
運転免許は65歳で一旦失効、運転したい奴は改めて取り直して、毎年技能試験を含む更新。
これぐらいやらないと、ダメ。「終身免許」なんてありえない!— 綾瀬 凌 (@ayase1121) April 24, 2019
原則65歳以上のドライバーは、免許の3年更新・ゴールド免許制度を廃止して半年や一年単位の更新にして…実技や簡単なペーパーテストをおこない知識・技量水準をクリアした人のみ更新する位の事をやらない限り高齢者ドライバーの事故は減らないと思う。
— 1014T@低速モード中‼️ (@fukayama1971) April 24, 2019
シニアマニアル限定免許制度にすればいいじゃん
って思う
エンスト起こすだけだし
または、最高速度50km/h、初速はゆっくりしか出ない(高速道路利用出来ない排気量)の車限定にすればいい
そして、免許返納者には
電動アシスト三輪自転車を配ればいいと思う— 戦闘員(でじぶー)🍶 (@dejiboo1) April 25, 2019
一定の年齢を超えたら免許の更新頻度を増やしたり検査内容を強化するといった、高齢者専用の免許制度を求める意見が多いです。
遺族の方が仰るように、運転に不安がある場合は免許返納をしてもらうのか一番いいのですが、不便になることには変わりなくそう簡単にはいきません。
しかし、現在のように視力検査と講習を受ければ免許の更新ができる、というところを変えることはできそうな気がしますね。
まとめ
池袋事故で遺族が開いた会見と、免許制度の在り方についてまとめました。
加害者は未だ謝罪すらしておらず、上級国民であるということで逮捕もされず、ネットでは罪を償うよう署名活動が始まっています。
しかし、最も大事なのは逮捕されるか・されないかではなく、今後同じような事故を起こさないための対策が打てるかだと思います。
この事件をきっかけに免許返納者が増えたり、法律が変わるといった動きがあることを願います。
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