日本の人口が8年連続減少したことが発表され話題になっています。
総人口は前年より約26万3千人減り、1億2644万3千人となりました。
また、70歳以上が初めて2割を超えています。
人口減少に歯止めがかからない日本、一体いつから減るようになったのでしょうか?原因と対策をまとめました。
日本の人口が8年連続で減少!
日本の人口は2008年の約1億2800万人をピークに現在まで減少を続けています。
気になるのは総人口というより、これからの日本を支える若い人、労働力がどうなのかですよね。
労働の担い手となる15~64歳の「生産年齢人口」は、51万2千人減の7545万1千人だった。総人口に占める割合は59.7%で、50年以来最低となった。人手不足が成長の足かせとなりかねない実態が浮き彫りとなった。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43664250S9A410C1MM8000/
うーん、定年が70、もしかしたら75歳とかになるのも時間の問題ですね。
定年があがり、年金の受給年齢もあがり、医療費なども拡大し…と問題だらけになることが容易に想像できます。
日本の人口減少はいつから?原因と対策は?
日本はなぜ人口が減っているのか?
それは死亡数より出生数が少ないからです!!!
…あたりまえですね(^_^;)
1人の女性が生涯に産む子供の数の平均(=合計特殊出生率)は、2017年で1.43です。
厚生労働省によると、人口維持に必要な水準は、合計特殊出生率2.08とされていますので、人口維持はかなり難しい状況です。
ではなぜこの数値が減っているのかというと、
- 生涯未婚率の上昇 ⇒ 男性:約24%、女性:約14%
- 平均初婚年齢の上昇 ⇒ 男性:31.1歳、女性:29.4歳
- 待機児童問題
- 育休など子育てしやすい環境の整備
などがあげられます。
なんと男性は5人に1人以上、1度も結婚していないのです…これって結構すごい数値だと思います。
平均初婚年齢も1950年と比べると男性:25.9歳、妻は23.0歳となっているのでかなり晩婚化しています。現在は不妊治療の技術が発達しているとはいえ、高齢になればなるほど不妊・流産の可能性は高くなるので、出生率が下がるのも当たり前のことですね。
また、結婚した後も子供を産みやすい環境がないと出生率はなかなか上がらないと思います。海外では育児休業制度や保育サービス、児童手当を手厚くすることによって出生率を伸ばした国がいくつもありますので日本も見習ってほしいと思います!
日本の人口減少はいつから?原因と対策は?まとめ
人口減少と言われてもピンとこない人も多いかと思いますが、身近な問題と捉えて個人でもできることをしていきたいですね。
婚活イベントに参加するとか、夫が子育てに協力するとか…いろいろできることはありそうです。
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