8日午前、大津市の交差点で信号待ちをしていた保育園児と保育士、合わせて16人の列に車が突っ込み、園児2人が亡くなるという悲しい事故が発生しました。
9日になって事故の原因がわかり、さらに加害者の一人が釈放されたとの情報が入りましたのでまとめていきたいと思います。
大津事故の原因が判明!
直進車と右折車が衝突したはずみで、直進車が園児をはねてしまった事故。
事故当時、ドライバーの2人が逮捕されました。
- 新立文子(右折側)
- 下山真子(直進側)
右折車のドライバーは「前をよく見ずに右折した」「衝突音で初めて相手の車に気付いた」
直進車のドライバーは「相手の車が止まってくれると思っていたが、右折したので、とっさにハンドルを切ったが衝突した」
と供述しています。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190509-00050227-yom-soci.view-000
現場は非常い見通しのいい交差点で、右折車から対向車が見えないことはないそうです。
対向車はこないだろう、停まってくれるだろう、と思ってしまう、いわゆる「だろう運転」が原因です。
保育園側の過失はあったのか?
事故当時、園児を引率していた保育園側の過失があったのかが議論になり、会見でも園児の管理体制について問われる場面がありました。
これについて「スッキリ」に出演した専門家によると、過失はないと断言していました。
「歩道の奥に園児を置いて、ブロックするように(保育士の)先生方がいたわけですから、それ以上何をしたらいいのかと思うくらい、(過失は)全くありません」
会見では保育園側に責任があるような質問をされており、マスコミはずいぶん批判されていましたが、この放送でホッとする人が続出しました。
加害者が釈放されたのはなぜ?
8日夜、直進車側のドライバーは釈放されました。
右折車は直進や左折しようとしている車の進行を妨害してはならない、と定められています。
園児をはねてしまったのは直進していた車だったのですが、今回の事故は明らかに右折車側の過失です。
そのため、「過失の度合いが低い」として釈放されたようです。
まとめ
右折車側の過失ということですが、ブレーキ痕もなく園児をはねてしまっており、加害者であることにかわりありません。
刑事事件に問われなかったとしても、今後何かしらの形で償ってほしいと思います。
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