「セグウェイ」の名称で知られる立ち乗り電動二輪車の生産が、2020年7月15日に生産を終了することがわかりました。
発表された当時は大きな反響がありましたが、なぜ生産終了してしまうのか、なぜ売れなかったのかみていきましょう。
もう乗れないかもしれないと思うと残念ですね…
セグウェイが生産終了した原因は?
パーソナルモビリティの概念もほぼ無かった2001年に、セグウェイを考案したのは驚異的だけど「急ブレーキができない」のは交通手段として致命的だった…
それさえ解決できれば天下を取っていたかも
バランスを崩す→さらに加速する→クラッシュ の例が多すぎた pic.twitter.com/ZWpbatJhYt
— tetsu (@metatetsu) June 24, 2020
ところでセグウェイの思い出といえば、楽しそうに乗り回す小泉元首相とすっ転んでるブッシュ元大統領 pic.twitter.com/K22CbJVdaQ
— ともぞう/h+JP (@tomozou_69) June 24, 2020
なんかセグウェイが生産終了って見たけど、アメリカは大きめの空港とかショッピングモールとかの巡回警備は大体セグウェイだったような。
ワシントンD.C.のナショナルモールでは、セグウェイでガイドツアーしてたし(笑)
しばらく稼働出来るぐらい耐久年数長いのかしら。 pic.twitter.com/qVlS7LfNxz— てぃも (@Timothea23) June 24, 2020
バランスを崩すとかなり危ないことがわかりますね。
セグウェイはなぜ売れなかった?
セグウェイと言えば、2000年代初頭、まだ未発表当時に試作品を見たスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾスらに絶賛され、それをメディアがセンセーショナルに伝えたせいで過剰な期待を背負って発売された”未来の乗り物”。利用者は並行に配置された2つの車輪の間に、中央に立つハンドルを握って乗り、体重移動で前後走行、左右旋回ができる設計でした。
しかし、いまいち最適な使用用途がなく、5000ドル(約60万円)という一般市民には手を出しにくい価格帯だったことも災いし、販売台数は期待ほどには伸びませんでした。
米国の一部の州では警察官や警備員のパトロール用の足として利用されたり、障害者の移動手段、観光地のツアープログラムでの移動用としても使われたりと、ある程度の利用シーンはみつかったものの、これらの例も、法の規制や医療用機器としての認可が得られないなど、既存の枠に収まらないために、決定的に便利なソリューションとまではいかず、中途半端な製品のまま今日に至っています。
セグウェイの代わりになる乗り物が登場!
ブレーキ能力が弱い問題はあるが、
倒立振子による直立二輪モービルは四輪車より大幅にコンパクト化できて旋回性能も良いメリットがある。セグウェイは生産終了するけど、同社が研究中の乗り物『S-Pod』には期待したい。
Segway S-Pod Chair – First Ride Reviewhttps://t.co/WujeHttCyI pic.twitter.com/HsxSEcGBUI
— tetsu (@metatetsu) June 24, 2020
まとめ
高い上に用途も中途半端ということで売れなかったんですね…
観光では人気だったようなのに残念です。
ただしセグウェイの技術は生かされているようなので、未来の乗り物に期待しましょう!
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