台風10号(クローサ)が日本列島に直撃する予報が出ています。
強い勢力を保ったままゆっくりと進んでいるため、お盆休みに関東・東海・東北・北海道まで影響が出る可能性が高いです。
今回は、台風10号(クローサ)の進路ついて、「気象庁」「米軍」「ヨーロッパ中期予報センター」の進路予想をまとめていきます。
目次
台風10号(クローサ)の特徴
8月9日21時の実況
大きさ | 大型 |
強さ | 強い |
存在地域 | 小笠原近海 |
進行方向、速さ | ほとんど停滞 |
中心気圧 | 965hPa |
中心付近の最大風速 | 40m/s(75kt) |
最大瞬間風速 | 55m/s(105kt) |
25m/s以上の暴風域 | 全域 170km(90NM) |
15m/s以上の強風域 | 南側 560km(300NM)、北側 440km(240NM) |
9日現在、台風10号(クローサ)は小笠原諸島近海で停滞しています。
時速20km以下と自転車並みのスピードで勢力を強めながらゆっくりと北上するとみられています。
10日以降は東日本や西日本の太平洋側で高波が予想されています。
レジャーなどで海に行く方は今後の予報に十分注意してください。
【台風の風速による強さの階級】
中心付近の最大風速 : 強さの階級
・17m/s以下:熱帯低気圧。
・17~25m/s:ただの台風(暴風域なし)。
・25~33m/s:ただの台風(暴風域あり)。暴風雨警報がでる可能性が高い。
・33~44m/s:強い台風。風圧でドアが開かなくなることも。
・44~54m/s:非常に強い台風。車が横転する可能性がある。
・54~60m/s:猛烈な台風。家屋が倒壊する可能性がある。
・60m/s以上:スーパー台風。多くの地域が浸水する。
台風10号(クローサ)2019最新進路予想「気象庁」
8月9日 21時

出典:気象庁
気象庁の台風10号(クローサ)の最新進路予想を見てみましょう。(8月9日21時時点)
現在は小笠原諸島近海を勢力を増しながら非常にゆっくりと進んでいます。
14日には西日本の太平洋側に強い勢力を維持したまま接近する予報となっています。
台風10号(クローサ)2019最新進路予想「米軍」
8月9日 21時

続いて米軍JTWCで台風10号(クローサ)の進路予想をみてみます。
進路・速度ともに気象庁より若干東にそれていますが、ほぼ同じで、14日西日本の太平洋側に接近する予想となっています。
台風10号(クローサ)2019最新進路予想「ヨーロッパ中期予報センター」
14日~17日の予報(8月9日 21時時点)

続いてヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)で台風10号(クローサ)の進路予想です。
こちらは1週間先まで見ることができるので、気になる14日~17日頃の進路予想をみてみます。
15日頃、九州および四国に上陸し、16日~17日は日本海に向かって進む予想となっています。
ほぼ確実にお盆の期間中に台風10号(クローサ)が影響してくると思われます。
台風10号(クローサ)2019最新進路予想をアニメーションで!
こちらは風の動きをアニメーションで見ることができます。
14日に接近、15日に四国に上陸後、西日本全体が風速20km/s以上の暴風域にに入る予想となっています。
13日までに雨戸・窓の点検や雨どいの掃除をするなど、台風の備えをしっかりとしておきましょう!!
台風10号(クローサ)2019はいつ上陸?お盆への影響は?
各予報をまとめると、
- 14~15日頃に四国地方に上陸
- 17日頃まで東日本や北日本をなめていく可能性が高い
と予想されています。
今回の台風はかなり半径が大きいため、上陸前から雨が降り始め、上陸してさらに強い雨が降ります。
スピードが遅いためとにかく雨の量が多くなる可能性が高いです。
各自治体にて設置されている土のうステーションを利用するなど、雨への備えを十分にしましょう。
台風10号(クローサ)2019のお盆への影響は?
お盆シーズンで台風が直撃した際に最も気になることといえば、渋滞です。
NEXCO東日本によると、10日から渋滞が始まると予測されていますが、これは台風の影響を考慮していない予測です。
2014年お盆シーズンに台風が直撃した際は、渋滞予測の約5倍もの渋滞が発生しました。
運転する予定のある方は、直前の台風進路予想と渋滞情報をしっかりチェックし、直撃する場合でれきば外出は控えましょう!
どうしても外出する場合、運転中に危険だと思った時はサービスエリアに避難することも考えましょう。
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